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氷雨。

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01 /23 2008
俺が住んでるマンションは一階部分が駐車場になっているので、雨や雪にさらされる事はない。 だが… 今朝、雪がたくさん降ったので一時間早起きをし、 俺の借りている駐車場の隣の車のボンネットの上に、 直径30㌢大の雪だるまをこしらえて載せ、 その雪だるまには段ボールが刺さっていて『おはようございます!』と書いておく。 車の所有者が降りてきて、雪だるまに気付く。 『何だよこれ!時間がねぇのによ!って雪だるまを払いのける』 傍らで見てる俺。 雪だるまには予め鈴が仕込んであり、払いのけたと同時に音が鳴る。 『チャリン…』 『?』 音に気付いた男はふと『元雪だるま』だった雪に目をやる 。 するとその雪の中から牛乳パックを切った長方形の紙。何やら文字が書いてある。 『いつもありがとうございます。これはほんの御礼の気持ちです。どうかお受け取り下さい。車の下を御覧下さい』 と油性ペンで… 『何だろ?』と思い、 しゃがむのではなく、足は伸ばしたまま顔だけを膝に近づける様にして覗き込む男。 傍らで笑いを堪える俺。 すると、タイヤの直径の半分が雪で埋まっている。 積もるはずの無い場所で。 しかもその雪は、固めては水を吹き掛け、固めては水を吹き掛けを繰り返し、さらにその水は塩分を含ませた物であるため、氷化していて容易に車を発車させる事はできない。 困り果てた男、とりあえずエンジンを掛けんとするが、運転席側のドアノブに 『ばーか!うんこ!』 と書いてある。 『何故俺がこんな目に?』 と、完全に疑心暗鬼になり、何もかともが恐怖となる男。 傍らで爆笑する俺。 ってな計画を、隣の、いつも俺の挨拶を当然の様に無視する住人にしてやろうかな。 と昨晩からビールを呑み呑み企ててたのに… 降らなかったから別の方法を考えますよ水曜の氷雨の夜。
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